読書 “失われたものたちの本”

自己成長

今回は読んでみた本の話です。
私は朝などに少しずつ本を読んでいます。今回は友人にパケ買いした文庫本があると聞いて、なんだか気になって私も同じものを読んでみることにしました。

それが、こちら。ジョン・コナリー氏の”失われたものたちの本”です。

出展:東京創元社

あらすじ

主人公は、第二次世界大戦下のロンドンに住む 12歳の少年デイヴィッド。彼は、母を亡くし、喪失の悲しみと孤独の中で暮らしています。父が再婚し、新しい家族ができることで心が乱れるデイヴィッドは、唯一の慰めである本に深く沈んでいき、次第に本のささやきが聞こえるようになります。
そして、死んだはずの母の声に導かれて幻の王国に迷い込むことになります。赤ずきんが産んだ人狼、醜い白雪姫、子どもを攫うねじくれ男……。そこはおとぎ話の登場人物たちが登場する、美しくも残酷な物語の世界。元の世界に戻るため、デイヴィッドは『失われたものたちの本』を探す旅に出ます。本にまつわる異世界冒険譚。

スタジオジブリ映画「君たちはどう生きるか」が影響を受けた本として紹介されたそうです。
全米図書館協会アレックス賞受賞作。

感想

この本はデイヴィッドが少年から大人に変わっていく物語でした。今の私からすると、12歳なんだし、まだ子供でいても全然大丈夫だよと思ったりしましたが、思春期のときに読んでいたら、また違った感想だったのだろうなとも思いましたし、この本を通じて、少し大人になれたのかも?なんて思います。
この本を読んで思い出したのは、ミヒャエル・エンデ氏の『はてしない物語』です。読書好きで、母親を亡くしてしまった少年が主人公という共通点もあって、『失われたものたちの』はこの本の影響を受けたのでは?と思ってしまうほどです。どちらも読んだ上で、私は『はてしない物語』の方が好みですね。『はてしない物語』は文庫本ではなく絶対に単行本で読んでほしい一冊です。あの装丁がとても大好きです。

他の本の話も出てしまいましたが、小学4〜6年生の読書感想文にもおすすめの本ですね。難しい言葉がちょこっと出てくるので、そこは辞書で調べたりすることで、辞書の引き方とかも覚える練習になるかもしれません。
大人でも、あの思春期のドクドクもやもやした気持ちを思い出してみるのに読んでみるのも面白いと思います。

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