大ゴッホ展に行ってきました!

ワクワク

現在、神戸市立博物館で開催されている大ゴッホ展〜夜のカフェテラス〜に行ってきました。
私は開催が始まったのが近い週の平日に行きましたが、開催されたばかりとあってか多くの人がいらっしゃっていました。(美術館の特別展は最後の方はすごく混むことがとても多いので、行きたいなと思っていらっしゃる方は早めに訪れられることをオススメします。)

もともと美術館は好きで特別展があるごとにいろんな美術館に行ったりしています。
ゴッホは家族や親しい方との手紙のやり取りや練習の作品が数多く残っていて、どのような気持ちでいたのか、どのような葛藤があったのか、どのように取り組んでいたのかなどが分かったり、推察することができて、そういった部分もあって好きな画家です。
また、性格が情熱的というか、曲げられない性格というか、もっと楽に生きれば良いのにと端から見れば思うのですが、私自身も割とめんどくさい性格だなと自覚している部分もあり、生きづらさを抱えている点等も少し共感できる部分がある点でも、ちょっぴり?親近感があったりもします。
その他、油彩画の厚みも好きな点です。横から見て、こんなに分厚いんだと絵を立体的に鑑賞できたのも、インターネットや本では味わえない本物の良さを味わえて感動しました。

今回のゴッホ展は第1期にあたるらしくオランダ時代からパリ時代を経てアルルに至る画業前半の紹介で、2027年には第2期が開催され、アルルから晩年までの画業後半が展示されるようです。

私は展示会で音声ガイドがあると、作品の魅了をより深く知れるかなという思いがあって必ず購入しています。
今回のナビゲータは女優の綾瀬はるかさん、ナレーターは元NHKアナウンサーの登坂淳一さんでした。
お二人とも素敵な声で、作品のことも知れて、購入して大満足でした。

今回の展示の一番のみどころといえば、やはり、タイトルにもついている『夜のカフェテラス』で間違いないでしょう。有名作品ですし、写真撮影がOKな作品なので、一番多くの人が並んでいらっしゃいました。(ゴッホといえば、ひまわり!という方も多いかと思いますが、今回の展示にはひまわりは含まれていません。
鑑賞に当たっての注意点として、カメラ撮影列と鑑賞用列が別れているので間違わないようにしてください。当然ですが、カメラ撮影列の方が長いです。写真撮影は不要という方はさっと鑑賞列へ。撮影されたい方は時間を無駄にしないよう、しっかりカメラ撮影列へ!カメラ撮影後も鑑賞列で鑑賞することができました。

今回の展示は夜のカフェテラス以外にも、なんと4点も(『自画像』も!)カメラ撮影がOKでした!
これらの4作品は展示の終盤にまとまっていて、こちらも長蛇の列です。写真撮影せず、サクッと鑑賞されるだけであれば列に並ばずとも良いのでしょうが、順番を抜かされたと思われる方も多そうなので無難に並ばれた方が良いかと思います。私は、列が思っていたより長くて、前の人についていったら列の途中から合流しそうになってしまいました。その場合はどなたかが教えてくださるので最後尾に並び直しましょう。割と回転はスムーズです。※現在、平日は空いていそうなので、並ばなくてもよいかもしれません。

また、グッズ売り場は激混みでした!「ミッフィー夜のカフェテラスぬいぐるみ」の(小)が欲しかったのですが、すでに売り切れでした。(現在は(大)も欠品中のようで、再入荷は11月上旬を予定されているそうです。)ミッフィーが夜のカフェテラスのお洋服を着ていて、とっても可愛いのです。
多くの人がポストカード、メモ帳、クッキー入りの缶を購入されていました。私も記念にポストカードを数枚購入してきました。
売店の注意点として、売店エリアに入るには展示会に入場する際に渡されるチケットの提示が必要です。入場する際、アナウンスもありましたが、チケットはなくされませんよう!日付も確認されたと思います。商品購入後にチケットに済のスタンプを押されますので、再度入ることはできません。

オランダから本物がやってきてくれる機会はなかなかありませんし、お近くの方はぜひ鑑賞しにいかれてはいかがでしょうか^^
神戸の次は福島、その次は東京でも同じ展示があるようなので、東北や関東にお住まいの方も時期が来たらぜひ行ってみてくださいね。(阪神・淡路大震災から30年、東日本大震災から15年というのもあるそうです。もしかすると、万博も関係しているかもしれませんね。)

ゴッホについて

フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh, 1853–1890)は、オランダ出身のポスト印象派の画家で、現在では世界で最も有名で影響力のある芸術家の一人です。ゴッホの人生は37年というとても短いものでしたが、約2,000点もの作品を残しました。そのうち油彩画はおよそ860点にも及びます。ゴッホの絵は、力強い筆づかい、鮮やかな色彩、そして深い感情表現が特徴です。代表作には《ひまわり》《星月夜》《夜のカフェテラス》《糸杉》などがあります。

彼は生前ほとんど評価されず、精神的な苦悩や貧困に苦しみました。特にアルル(画業後半)での生活では、精神の不安定さが悪化し、自らの耳を切り落とした逸話でも知られています。それでも彼は自然や人間への愛情を筆に込め、生命の輝きと孤独を同時に描き出しました。1890年に彼が亡くなった後、彼の芸術は再評価され、20世紀美術の扉を開く存在となりました。

開催概要

  1. 場  所: 神戸市立博物館
  2. 時  期: 2025年9月20日(土)〜2026年2月1日(日)
  3. 休 館 日: 月曜日、12月30日(火)〜1月1日(木)
          ※月曜日が祝日または休日の場合は開館し、翌平日が休館
  4. 開催時間: 9時30分〜17時30分(金曜日と土曜日は2時まで)
          ※展示室への入場は閉館の30分前まで
  5. 入 場 料: 一般2,500円、大学生1,250円、高校生以下無料
          ※土日祝は入場予約優先制。チケットの購入だけでなく予約が必要です。 
          ※チケットの購入に並ぶことがあるのと土日祝の入場予約もあわせてできるのでオンライン予約がオススメです。オンラインチケット(バーコードチケット)なので、コンビニに行ったりして発行する手間もなく、他の手数料は必要ありません。

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